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6月に入ったというのに、朝晩は気温が低く、私の施術室は朝方は暖房入れてます。

 

1週間前、私は左目白内障の手術（正式には「水晶体再建術」）を受けました。今日はその体験記をお話しします。

上の写真は眼科医からいただいた資料「日本アルコン株式会社：白内障と診断されたあなたへ　監修：ビッセン宮島弘子」より引用しました。

 

以前、2020.05.06「目の健康とテルミー」というブログでテルミーが白内障手術と相性が良いことをお話ししておりました。

実際に私が実体験したことで、以前お話ししたことがその通りだと感じています。

具体的には

手術1ヶ月前から、ほぼ毎日手術する左目を中心にテルミーをかけ続けておりました。かけた直後は目の疲れも取れて明るく感じます。

手術当日は、術前数時間前から多くの点眼を受け、最終的には麻酔の点眼を受けます。当日私は10人以上の白内障手術患者の中の一人として周りの人を観察していました。点眼の最終段階で麻酔の点眼を複数回受ける段階で、私だけ麻酔効果が直ぐに切れて人より倍程度の点眼を受けて、手術直前まで麻酔点眼を受け続けておりました。「涙（体液）の循環が早いね。」といわれました。これはテルミーの効果ではないかと思いました。以前のブログでは、水晶体の核を取り除く術は医師の技量による、なんて書きましたが、最近の手術器械は進歩しており、上の図のように手術はかなり自動化、合理化されており、非常に短時間（5分程度）で全行程が完了しました。痛みも全くなく、医師は8ビートのポップ調のBGMを聞きながら楽に作業していたみたいです。

翌日、直ぐに眼帯も取れて、ほとんど普通の目に戻りました。入れた眼内レンズの視力が今かけている眼鏡とあっていないので、すこし見にくいですが、視力が安定する1ヶ月後くらいに眼鏡を作り直そうと思っています。術後も2日に1回テルミーをかけています。眼球の傷が完全に治らないうちは熱だけのテルミーです。術後も全く痛みはありません。快適です。術後3日目から通常の患者様へのテルミー施術業を再開して問題ありませんでした。激しい運動は、まだ控える必要があるので、プールは当分お預けです。

 

ただし、実は私の左目は白内障の他に緑内障も発症しているのです。緑内障は白内障とは全く別の「視野欠損」が現れる病気です。以前からわかっていたので定期的に視野検査を受けて様子を見ています。緑内障は遺伝、弱視、眼圧の上昇によって視神経の一部が機能しなくなる病気です。基本的に治癒することはなく、眼圧を下げることで病気の進行を抑える程度が限界のようです。ただし、血流が悪いと進行するらしいので、定期的なテルミーは予防効果があると思われます。

 

なんにしても、複雑な構造を持つ目に対してテルミーの優しい熱は気持ちが良く、病気の予防になるものと思います。

 

 

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盛岡では桜が終わりかかっています。花粉症も杉から檜に変わりつつあります。敏感な私の鼻は両者を嗅ぎ分けられるみたいです。

 

今日は現代の生活習慣病の一つである、高脂血症に注目します。

健康診断の血液検査では、脂質の項目「LDLコレステロール」「中性脂肪」あたりが良く注目されるのではないでしょうか。

 

中性脂肪値が高くなる、一般に高脂血症と呼ばれる症状は、主に「遺伝素因」「食餌因子」「基礎疾患」が絡み合って発症します。高脂血症そのものはそれ自身では自覚症状を伴わない「沈黙の病態」です。しかし、放置しておくと動脈硬化性疾患、心臓病、糖尿病を引き起こし、そうなってからでは治癒が困難になるケースが多くなります。

 

高脂血症は成人のみではなく、子供にもみられる病態です。その背景には、食生活の変化、運動量の減少、不規則な睡眠などが上げられます。その対策には生活リズムの正常化、ライフスタイルの改善が大切です。

 

皮下脂肪と中性脂肪には直接的相関は少ないですが、肥満防止によって中性脂肪が減少することも確かです。

具体的には肥満予防となる食生活の改善は中性脂肪の減少に繋がるといわれており、「総摂取エネルギーの制限」「飽和脂肪酸摂取の制限」「抗酸化物の摂取：ビタミンB、βカロチン、ビタミンC、フラボノイド」が効果があると言われています。次に運動療法「有酸素運動：ジョギング、水泳、サイクリングなど」。さらには基礎疾患の根本的治療が必要になります。最後に食餌療法の補助として医師による抗高脂血症薬の投与があります。

 

そこでテルミーの出番です。

バランスの取れた全身テルミーを施すことによって、細胞の活性化とホルモン機能を旺盛になるように促され、栄養の循環、成長の助成が期待されます。これによって脂肪燃焼機能が促進され、肥満予防、脂肪の減少が期待できるのです。さらにテルミーによって筋肉、神経、血管、靱帯、骨の機能が高まるので、運動療法への意欲が高まるトリガーになり得るのです。

 

聖イトオテルミー学院講師、王若皎先生（日本医科大学第二病理学教室）は高脂血症の動物モデルを使ってイトオテルミー療法の効果を研究されました。テルミー療法を受けたモルモットの栄養状態、腎機能、骨髄の造血能力、肝細胞の再生能力はテルミー療法を受けないモルモットより上昇して寿命も2倍に伸びたそうです。

（以上、ザ・テルミーNo.298 平成12年1月号から引用）

 

 

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盛岡は、2024年度最後の日を迎え、三寒四温と言ったところです。

 

今日のお話は、歓送迎会シーズンの今、ついつい過ぎてしまう、お酒。肝臓は沈黙の臓器ですから健康な方では肝臓自体が痛んだりするなどの自覚症状はないでしょうが、お酒が人体に入ってくると肝臓が頑張って解毒しているのは、皆様ご存じのことと思います。

ここでは、飲み過ぎるな、とか、週1日は休肝日を設けなさいとか、あえて言いません。（どこかで言われてるでしょう？）

 

肝臓は大人で1.2kgにもなる巨大な臓器で、上では心臓と直結され大量の血液が常時流れており、下では腸、腎臓とも直結して体内の化学反応の中枢を担っています。

 

さて

テルミーを頻繁にかけていると、血流が良くなります。（病院で指先で測定する）酸素濃度は目立って上昇して体温も高めに保たれることにより、体内の化学反応は活発に促進されることになります。つまり、化学反応を司っている肝臓は楽にはたらくことができるようになります。

 

肝臓は沈黙してはいますが、私の療術記録（カルテ）によるとテルミーを頻繁にかけている方々の全員が「テルミー後にお酒を飲んでも酔わない」「いくらでも飲める」とおっしゃっています。

注意させて頂きますが、飲み会の前だけテルミーをかけてもあまり効果が無いようですよ。テルミーを続けていると、血流増強効果に伴って肝臓の機能も増強されるものだと考えております。飲めるからと言って飲みすぎは駄目ですよ？

 

結論として、上の図のようにテルミーの熱が体になじむのを続けているとお酒が飲める健康な体（肝臓）を維持できると考えております。

 

 

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地球温暖化が叫ばれている一方で、今年は例年になく豪雪、寒波のニュースが連日伝えられています。

 

今日は「機能性ディスペプシア」についてお話しします。聞き及びがない方もいらっしゃると思いますが、少し前までは「慢性胃炎」と呼ばれていましたが2014年から「機能性ディスペプシア」が正式名称になりました。腹部上部の違和感、痛みを訴える方の40～50%、日本人の10～15%の方が有病者といわれています。

 

この症状の具体的な症状は、腹痛、腹部の不快感、胃もたれ、腹部膨満感、食欲不振などで、主な原因は上の図にまとめてあります。（出典：イトオテルミー療術師通信ここからNo.48）

 

機能性ディスペプシア自体は直接命に関わるものではありませんが、腹痛は不快なものであり、生活の質（QOL）が低下するので、検査をして診断が出たら、放っておかず適切な治療を受けましょう。機能性ディスペプシアとピロリ菌との相関は密接ではありませんが、胃の不快感で検査を受ける場合はピロリ菌の検査も併用されることが多いです。（これは命に関わる胃がんに直結するものなので、気にするべきです）

 

ここでテルミーの出番です。

従来からいわれているとおり、胃痛はストレス（自律神経の失調）と直結しています。テルミーの温かい温もりがストレスを一時でも和らげながら、胃腸そのものへの機能回復を導きます。

 

テルミーの方法は、先ず爽快な全身テルミーを行って全身の血流、リンパ流を整えます。次に腹部、背部、後傾部に大きくテルミーの熱を入れて、さらにできれば胃の病気に効くとされる経穴、経絡にそって局所的な熱を入れれば効果的です。（ザ・テルミー誌No.369から引用）

経穴については「2020.11.27お灸とテルミー」

「2020.12.09経穴（ツボ）へのテルミー」をご参照下さい。

また、自覚症状が自分で確認できる自働テルミーをご自分で行えることは、テルミー療法の利点です。

「2018.12.06自働テルミー」

 

機能性ディスペプシアは症状がなくなっても再発するといわれ、予防が大切であると言われています。それには適度な運動、睡眠、食生活の改善（脂肪分、刺激成分の抑制、野菜を多く採る、規則的な食事時間）が推奨されています。

 

 

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インフルエンザ、コロナウイルス、RSウイルス、マイコプラズマ肺炎、ヒトメタニューモウイルス、、、数多い感染症が飛び交っていますが、皆様、健康で良い新年をおむかえになっていらっしゃいますか？

 

改めてイトオテルミーの適応症状を上にまとめました。全身症状全般に対応し、症状が現れてからだけではなく、未病、予防医療にも貢献できる優れた療法ですので、まだ未体験のかたはお試しでも構いませんので、是非体験していただきたいと存じます。

 

今年もイトオテルミーを宜しくお願いいたします。

 

 

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